【東大卒TOEIC満点講師が直伝】動詞のing形3種類の確実な見分け方 その1 

[最後に、大事なお知らせがあります。お見逃しなく!]
 
 
あなたは文の流れで「なんとなく」
動詞のing形を含んだ文の意味をつかんでいますか?

 
それでは英語を理解する時も伝える時も、
解釈を間違える危険性があります。
今日も、確実に3種類の動詞ing形を正確に見分け
正しく理解する方法をお伝えします。
 
 
お久しぶりです!!
東大卒TOEIC満点講師、TOMOこと花井知哉です。
 
 
2月末以来ですので…なんと1か月半ぶり(>_<)
 
3月初旬以来体調が思わしくなかったことに加え、
短期集中講座をいくつか教えていたこともあり、
疲弊していました(笑)。
 
僕はどうも、季節の変わり目とは相性が良くないんです。
でもこのままではいかん!!と
前回お約束した記事をあなたにお届けすべく、
いまパソコンに向かっています。

動詞のing形の3つの用法、あなたは分かりますか?

よく「動詞のing形」って何ですか?と生徒さんに聞くと
決まって「~している、という意味…?」という答えが返ってきます。
 
もちろん、動詞のing形の根本的な意味はそうです。
でもそこで終わってはいけません。
 
例えば進行形は「be動詞+動詞のing形」のセットで初めて、
文の中で「~している(た)」という意味で使えます。

 
例えば
They are working on this project now.
(彼らは今、このプロジェクトに取り組んでいる)
のように使います。
 
 
でも、そこまでの理解では不十分です。
進行形以外で使う、3種類の動詞のing形の用法を
マスターしましょう。
では早速一つずつ、ワーク形式で見ていきましょう。

【① 形容詞の働きをする動詞のing形=分詞】

People living in cities don’t know the pleasure of country life.

さて問題です。
上の英文の「主語」と「述語動詞」はどれでしょうか?
 
・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・
 
こういう問題を出すと、
「単語の意味で文の意味は大体わかるから、
そんなことは分からなくてもいい!!」
という人がいます。
 
でもそれって、その人の知識の範囲内の文であれば
理解はできますが、
少しでも難しい単語や内容だと、もうお手上げです。
 
そういうレベルでもいいというのであれば、
この記事はもう読まなくて結構です。

 
そうではなくて、文の構造をきちんと理解できるようになって、
自分でも正しく文を組み立てられるような
「英語を使いこなす人」になりたいのでしたら
このまま読み進めてください。

 
 
さて、英文には必ず主語(S:Subject)と
述語動詞(V:Verb)があります。
これらを把握せずして、文の構造はつかめません。
 
ただ、文頭の1語が主語、とは限りません。
そのため、まずは述語動詞(V)を見つけます。
 
 
People living in cities don’t know the pleasure of country life.
この文の述語動詞は比較的見つけやすいですね!
そう、(don’t) knowです。
 
あ、もしかしてlivingが述語動詞(V)と思ったでしょうか?
先ほど書いたことを読み返してください。
動詞のing形はbe動詞とセットになってはじめて進行形を作る、
といいました。
 
逆に言うと、そうならないと文の述語動詞(V)とはなれません。
動詞のing形は単独では文の述語動詞(V)にはなれません。
そのことも覚えておいてください。
 
 
一方、主語はどこでしょうか?
ほとんどの場合、述語動詞(V)より前に来ます。
 
大きなカタマリとしてみれば、
People living in cities
が、主語のカタマリです。
 
では、このカタマリの中で一番中心となる語はどれでしょうか?
 
Peopleか?citiesか?
迷っていたり、根拠なく選んではいけません。
 
このカタマリの構造は
People <living in cities> となっていて、
<>のカッコ内の語句はPeopleを修飾しています。
 
Peopleという名詞を修飾するのですから、
<>のカッコのカタマリは形容詞の働きをしています。
 
実はこのlivingという動詞のing形は
「分詞」(正確には現在分詞)です。
「分詞」とは、動詞の形を少しだけ変えて、
「形容詞」の働きをさせる用法です。

 
意味は「都市に住む人々」となります。
 
 
この用法のほかの例を挙げると、
the children (庭で遊んでいる子供たち)
もありますし、
 
running water (流れている水=流水)もあります。
 
 
なお、分詞が名詞の後ろにくるか、前に来るかですが
 
一時的な状態を表す/2語以上のカタマリを作っている⇒名詞の後ろ
分詞1語で、永続的な特徴を表す⇒名詞の前
という区別になります。
 
今の例で言うと
the children <playing in the garden>(庭で遊んでいる子供たち)
は、2語以上のカタマリで、子供たちの一次的な状態を表しています。
 
一方で
running water は、ずっと流れ続けている水(滝の水や、湧き出る水など)
を表しています。
 

【今日のまとめ】

今日は動詞のing形について、
3つに分けて(まずは一つ目の「分詞」について)
詳しく説明しました。
 
もちろん、ここまでやらなくてもいい、
という意見もあるのは確かです。
 
でも僕があえてここまで説明するのは、
文の構造を論理的にしっかりと把握することが
極めて大事
だからです。
 
フレーズや表現の丸暗記では
いずれ行き詰ります。覚えきれませんから。
 
そして、文法を使って英文を読む力というのは
実はほかの「書く、聞く、話す」能力につながる、
根本的に大事な能力
なんです。
 
それがしっかりと、無意識レベルでできるようになると
あなたの英語力は飛躍的に上がります。
 
ぜひ、まず文法を使って正確に文を分析する(精読)
力をつけられるよう
一緒に頑張っていきましょう!
 
次回は、動詞のing形の2つ目について
お伝えしますのでお楽しみに!!
 

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