【東大卒TOEIC満点講師が直伝】動詞のing形3種類の確実な見分け方 その2

[今回も最後に、大事なお知らせがあります。お見逃しなく!]
 
 
あなたは文の流れで「なんとなく」
動詞のing形を含んだ文の意味をつかんでいますか?
 
それでは英語を理解する時も伝える時も、
解釈を間違える危険性があります。
今日も、確実に3種類の動詞ing形を正確に見分け、
正しく理解する方法をお伝えします。
 
 
こんにちは!
東大卒TOEIC満点講師、TOMOこと花井知哉です。
 
今年に入ってから本当に地震が多いですね。
先日の豊後水道を震源とする地震で、
震度6弱を観測したというのにも驚きました。
首都直下地震もいずれ来てしまうのでしょうか。。。
 
でも、心配ばかりもしていられません。
必要な備えをしっかりしたうえで、
日々の生活をキッチリ送っていきましょう。
もちろん、英語の勉強もです(笑)。

さて、今日は前回の続きで、
動詞のing形の2つ目の用法をお伝えします。
 

動詞のing形の1つ目の用法のおさらい

前回は、
People living in cities don’t know the pleasure of country life.
という例文を使って、
 
動詞のing形の1つ目の用法である
形容詞の働きをする動詞のing形=分詞
について説明しました。
 
例文でいうと、
living in citiesというカタマリが、直前の名詞peopleを
修飾する、形容詞の働きをしていましたね!
 
このように、名詞の後ろ(または前)から名詞を修飾する、
形容詞の用法のing形を「分詞」(厳密には「現在分詞」)
と呼びます。
 
では、今日は二つ目の用法を説明しましょう。
今日もワーク形式でいきます。
 

②名詞の働きをする動詞のing形=動名詞

Living in suburban areas means you have to commute to downtown.

さて問題です。
上の英文の「主語」はどれでしょうか?1語とは限りません。
 
・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・
 
今回の例文は結構長めなので、
主語と述語動詞(SとV)を見極めるのに苦労するかもしれません。
 
でも、カギとなるのは、文の中ほどにあるmeansという語です。
 
もしこの語を名詞「意味」の複数形と解釈すると、
その前後にareasという名詞とyouという代名詞があるので、
(代)名詞が3つ並ぶことになり、不自然です。
 
ここのmeansは動詞(3単現のsつき)と解釈するのが正解です!
そうすると、その前のLiving in suburban areas
文の主語と判明します。

文の主語の働きをするのはどの品詞??

さて、このLiving in suburban areas
というカタマリですが、
文の主語になっています。
 
ということは…?
 
そう、名詞の働きをするカタマリなんです。
いわゆる「名詞句」です。
 
名詞の働きは文の中で主語、補語、目的語となる。
これは基本事項ですので覚えておきましょう。
 
そして、名詞の働きをする動詞のing形は
「動名詞」と呼びます。
 
この日本語のネーミング、なかなか面白いですね!
動詞の形を変えて名詞の働きを持たせるから「動名詞」。
(という意味だと勝手に思っています。(笑))
 
 
そして、in suburban areasはLivingという動名詞を修飾しています。
 
これで例文の主語と述語動詞は見つかりました。
 
Meansの後には接続詞thatが省略されていて、
(that) you have to commute to downtown 
の部分の意味は「街中へ通勤しなければならないということ」
です。
 
 
それを踏まえて全文の意味をとると、
「郊外に住むことは、街中へ通勤しなければならない
ということを意味する」
となります。
 

今日のまとめ

今日は動詞のing形について、
3つに分けて(2つ目の「動名詞」について)
詳しく説明しました。
 
もちろん、ここまでやらなくてもいい、
という意見もあるのは確かです。
 
でも僕があえてここまで説明するのは、
文の構造を論理的にしっかりと把握することが
極めて大事だからです。
 
フレーズや表現の丸暗記では
いずれ行き詰ります。覚えきれませんから。
 
そして、文法を使って英文を読む力というのは
実はほかの「書く、聞く、話す」能力につながる、
根本的に大事な能力なんです。

 
それがしっかりと、無意識レベルでできるようになると
あなたの英語力は飛躍的に上がります。
 
ぜひ、まず文法を使って正確に文を分析する(精読)
力をつけられるよう
一緒に頑張っていきましょう!
 
次回は、動詞のing形の3つ目について
お伝えしますのでお楽しみに!!
 
 
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