東大卒TOEIC満点講師が直伝【関係代名詞を使って正しい文を組み立てる3ステップ】

こんばんは。
東大卒TOEIC満点講師、「花井英語塾」主宰の
花井知哉です。
今回の記事は第202号です!
毎回読んでいただき、ありがとうございます!
さて今日は
「関係代名詞を使って正しい文を組み立てる3ステップ」
というタイトルです。
関係代名詞を使って文を組み立てて、
初心者英語(短い文しか言えない)を脱却したい!
そんなあなたのための記事です。
ぜひ続きを読んでくださいね。
【そもそも関係代名詞を使った文とは】
英文を読んでいると、
関係代名詞を使った文をよく見かけます。
例えば
There are a lot of companies
which [that] are interested in this start-up.
(このスタートアップ企業に
興味のある企業はたくさんある)
とか、
This is the item (which / that) Mr. A returned.
(これはAさんが返品した商品です)
のような文です。
関係代名詞(whichなど)のあとに、
さらにもう一つの文(正確には「節」)が続き、
情報が追加されているのが分かりますね。
では、どのようにすれば、
関係代名詞を使って文を正確に
組み立てられるのか?
その方法を今日は3ステップに
分けてお伝えします。
【ステップ① 文を2つ作って、共通項を探す】
では、具体的に英文を組み立てましょう。
先ほどの例文の和訳で
「このスタートアップ企業に
興味のある企業はたくさんある」
とありました。
この内容の文を組み立てたい場合、
まず2文に分けられるか考えましょう。
「このスタートアップ企業に
興味のある企業はたくさんある」
は
「企業はたくさんある」と
「(たくさんの)企業は
このスタートアップ企業に興味がある」
に分けられますよね?
では、それぞれをシンプルに
英文にしましょう。
それぞれ
There are a lot of companies.
および
They [=A lot of companies] are interested in
this start-up.
です。
では、以上の2つの文の両方にあって、
同じモノやヒトをあらわす語句は
どれとどれでしょうか?
そう、a lot of companiesとtheyです。
自分でも確認しましたか?
ステップ①は以上です。
では次のステップに進みましょう。
【ステップ② 共通項のうち一方を関係代名詞に変える】
次のステップは
「共通項のうち一方を関係代名詞に変える」
です。
先ほどの2文を再度確認しましょう。
There are a lot of companies.
および
They [=A lot of companies] are interested in
this start-up.
で、
共通項はa lot of companiesとtheyです。
この共通項のうち、
代名詞のほう(今回はthey)を関係代名詞に変えます。
(場合によっては代名詞でない方を変えるほうが
自然な英文ができるときもあります)
代名詞theyは
主格、所有格、目的格の順に
they, their, themでしたね!
theyという代名詞が「主格」で、
今回はヒトではなくモノを指しているので
関係代名詞はwhich(またはthat)を使います。
【ステップ③ 関係代名詞を含んだ文を、もう一つの共通項の直後につける】
ここまでで
1文目:There are a lot of companies.
2文目:which [that] are interested in this start-up.
となりました。
3つ目のステップでは
「関係代名詞を含んだ文を、もう一つの共通項の直後につける」
ことをします。
今回は「関係代名詞を含んだ文」とは2文目で
「もう一つの共通項」は1文目の (a lot of) companiesです。
それを踏まえてつなげると
There are a lot of companies
which [that] are interested in this start-up.
(このスタートアップ企業に
興味のある企業はたくさんある)
のように、完成します!
【今日のまとめ】
今日は、関係代名詞を含んだ文の作り方を
基本的なところを踏まえて書きました。
ここまで踏み込んで、
しっかりとした手順を踏んで作ったことは
もしかしたらなかったかもしれません。
実際、「なんとなく」で
テキトーにいい加減な文を
作ってしまう人もいますが…
でも、あなたは今日の手順を
しっかり身につけて
関係代名詞を含んだ文を
自信をもって作れるようになるはずです!
リクエストがあれば、
次回はさらに深掘りして解説します。
(目的格や所有格の場合など)
ですから、
リクエストしたい場合には
ぜひホームページの「お問い合わせフォーム」
からご質問ください。
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お待ちしていますね。
さて、いつも言っていますが、
大人であるあなたは
論理的思考を使って、
納得したうえで英語を習得すると
しっかり身につきますし、
忘れにくくなります。
英語を論理的に、本格的に勉強したいが
どこから手をつけていいか分からない、
などの疑問があれば早めに解消しましょう!
その点でご質問や相談したいことなどがあれば
遠慮なくご連絡くださいね!
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