【東大卒TOEIC満点講師が直伝】文頭に動詞の過去分詞が来た場合の正しい英文の読み方

動詞の過去分詞

中学の頃に、原形―過去形―過去分詞形の順に

習いましたよね!

do – did – doneなどと暗記しましたね(^^)

 

そして現在完了形や受動態ではおなじみです。

 

でもそもそも、

語尾がedならすべて過去分詞なのでしょうか?

そして英文の読み取りを間違えないためのコツとは?

また、文頭に過去分詞が来た場合にどう解釈すればよいか?

 

これらの疑問に対する答えは

↓↓下の方にあります↓↓

動詞がedで終わる場合の、過去形と過去分詞形の区別方法

こんばんは。

東大卒TOEIC満点講師

TOMOこと花井知哉です。

 

 

まず過去分詞ですが、語尾がedで終わるもの、

と決めつけてしまっている人はいませんか?

だとしたら基礎がなっていないです!

 

過去形にもedで終わるものはたくさんありますし、

edで終わらない過去分詞(goneなど色々)も

ありますから。

 

 

ちなみに、過去形と過去分詞形が同じ形の場合、

見極める方法があります。

それは、文の述語動詞(V)として

働いているかどうか

 

例えば

We illuminated the tree in our garden.

の場合、Weが文の主語(S)で

illuminatedが述語動詞(V)です。

 

この場合のilluminatedは動詞で、

過去形です。

 

 

一方、

The building illuminated with

bright lights was beautiful.

のような場合、

 

illuminatedは文の述語動詞(V)では

ありません。

形容詞の働きをする、過去分詞です。

 

(この文ではilluminatedから

lightsまでがカタマリとなって

直前の名詞buildingを修飾しています)

 

ちなみに、この文の述語動詞(V)はwas

ですね。

The building was beautiful.が文の骨格です。

 

 

このように、過去分詞は

have+過去分詞で現在完了形になったり、

be動詞+過去分詞で受動態を作ったり、

また今回のように形容詞の働きをしたりします。

 

そう、過去分詞形は色々な場面で使われます。

今回の記事に書ききれないくらいです(>_<)

文頭に過去分詞が来た場合の、英文の正しい解釈とは?

 

普通、文頭には主語が来ますから、

名詞や代名詞、あるいはその働きを持つ

語句のカタマリが来ます。

 

でも、中には文頭に過去分詞が

くる場合もあります。

どんな場合にそれがあるでしょうか?

 

また、そんな時、どうすれば正しく解釈し、

間違えずに済むでしょうか?

 

 

まずはこの例文を読んでください。

Written in plain English,

this book is easy to understand.

この文でも文頭にwrittenという

過去分詞が使われていますね。

 

文頭に過去分詞が来るケースの代表格は

「分詞構文」です!

 

ではどうしてそうなるのでしょうか?

そもそもの作りを考えてみましょう。

 

まず、先ほどの英文は、

接続詞を使って表せばこうなります。

As [Because] this book is written in plain English,

this book is easy to understand.

 

意味はもちろん

「この本は平易な英語で書かれているので、

理解しやすい」です。

 

ではこの文を、分詞構文を使った文に

変えてみましょう。

 

 

まず、前半が「副詞節」で、後半が「主節」

であることは気づいているでしょうか?

 

つまり、この文のメインはあくまで後半部分で、

前半部分は、後半部分を修飾しているにすぎません。

 

 

では、その上で作り方を解説しますね。

 

1.接続詞を消す

2.主節と副詞節の主語を比べ、同じなら

副詞節の方の主語を消す。

(違っている場合には両方とも残します)

 

3.主節と副詞節の時制を比べ、

同じなら副詞節の動詞をing形にする。

受動態の場合にはbeing+過去分詞にする

(時制がずれている場合は今回省略します)

 

この3ステップを踏むと分詞構文が出来上がります!

 

As [Because] this book is written in plain English,

this book is easy to understand.

の文の場合は、

 

1.接続詞AsまたはBecauseを消します。

2.主語はthis bookで両方同じなので、

副詞節(今回は前半の方です)のほうの

this bookを消します。

 

3.時制は両方ともに現在形です。

副詞節の動詞をing形に変えますが、

受動態なのでbeing writtenとします。

 

すると、

Being written in plain English,

this book is easy to understand.

となります。

 

 

しかも、being+過去分詞(や、形容詞)の場合は

beingを省略することも多いんです。

 

ですから先ほどの文は、出だしが

(Being) written in plain English,

となって、

Written in plain English,

書かれることも多いんです。

 

実際、

Written in plain English,

this book is easy to understand.

と書かれることの方が多いですね。

今日のまとめと大事なお知らせ

 

ということで、

文頭に過去分詞がくる場合は

たいていが分詞構文のbeingの省略、

と思ってください。 

 

あとは意味ですが、

分詞構文には5種類の意味があり、

文脈によって意味が決まってきます。

 

それについては、また回を改めて

説明しますね。

 

 

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