【東大卒TOEIC満点講師が直伝】海外の名言を英語のまま味わう方法とは

欧米人は名言やことわざを

引用するのを好みます!

コミュニケーションを図るうえで

その知識は欠かせません。

 

でも、英語の名言やことわざは分かりにくいし

自分の理解が正しいか自信がない…

 

そうならないための分析方法を

今日はお伝えします。

名言を2つ引用してお話ししますね!

↓↓解説は下の方にあります↓↓

             

文の途中で何かが欠けていると感じる場合の対処法

 

こんにちは。

TOEIC満点講師

TOMOこと花井知哉です。

 

欧米人と英会話する時に頻繁に出てくる

名言やことわざ。

 

TOEICには出てこなくても、

大事な要素です。

 

そのような「教養」を持っていることも

コミュニケーションでは大事です!

 

 

では早速一つ目の名言を見てみましょう。

 

19世紀のアイルランド出身の有名な作家に

オスカー・ワイルドがいます。

 

彼の残した名言に

このようなものがあります。

 

Experience is the name

everyone gives to his mistakes.

まずは英語でこの名言を

味わってみましょう!

意味はとれたでしょうか?

 

 

もしかしたら、

the nameとeveryoneの間の

つながりが分からない、

という人もいるかもしれません。

 

 

ここで文法の出番です!

文法を使ってしっかりと

分析してみましょう。

 

 

まず

Experience is the name

の部分は大丈夫ですね。

「経験とは名前である」

 

次の部分ですが

everyone gives to his mistakes.

となっています。

 

この部分に「何か」が欠けている、

と気づいたあなたは素晴らしいです!

 

その「何か」とは??

 

 

 

それは…

「動詞givesの目的語」です!

 

そもそも、動詞giveは基本的に

「~を与える」という意味の

他動詞(目的語をとる動詞)です。

 

ですからここでも、givesのあとに

目的語が必要なのですが…

それがない!!

 

 

このように、目的語が

欠けた文(正確には節)がくる場合、

その部分の直前に、

関係代名詞が省略されています!

 

この場合はwhich(またはthat)です。

 

すると、元の文は

Experience is the name (which)

everyone gives to his mistakes.

となります。

 

 

構造上は、

which以下がthe nameを修飾するので

意味は「経験とは、みんなが自分の失敗に

与える名である」です。

 

 

(上昇志向の方は誰でも

経験していると思いますが、

何かをやってみてうまくいかなくても、

それを活かして

次のチャレンジにつなげる。

その、あきらめない姿勢が大事ですね)

 

 

このように、読み進めるときに

「何かが欠けている」と気づき、

欠けている語を分析して考える。

 

この作業、慣れないうちは意識的に

じっくりとやる必要がありますが、

慣れれば無意識のうちに

つながりを把握できるようになります!

 

 

そうなれるように、

ぜひ「関係代名詞の省略」を勉強して

慣れておいてくださいね。

 

 

英語の構文を覚えることは大事です。なぜなら…

 

では2つめの名言を見ていきましょう。

 

古代ギリシャのストア派の哲学者に

エピクテトスがいます。

 

彼の残した名言に

このようなものがあります。

 

We have two ears and one mouth

so that we can listen twice as much

as we speak.

 

では、文法でひも解きながら

この文も読んでみましょう!

 

 

まず最初の部分です。

We have two ears and one mouth

この部分は大丈夫だと思います。

「私たちには耳が2つ、口が一つある」ですね。

 

次に1つ目の文法要素が入っています!

so that we can listen

という部分です。

 

so that ~ can…

で、「~が…するため」という

目的を表す構文になります!

 

意味は「私たちが聞くため」です。

 

 

次の部分はこうです。

twice as much as we speak.

 

まず、比較の構文として

as ~ as…

「…と同じくらい~」

というものがあります。

 

程度が同じ場合に使いますね。

今回はその直前にtwiceがあるので

「2倍」となります。

 

したがってtwice as much as we speak.

は「話す量の2倍」という意味です!

 

すると、全体の意味が見えてきますね。

 

We have two ears and one mouth

so that we can listen twice as much

as we speak.

この文の意味は

「私たちに耳が2つ、口が一つあるのは、

話す量の2倍聞くためだ」

となります。

 

 

聖書にも「聴くことに早く、

語ることに遅くありなさい」

といった内容の言葉があった

と思いますが、

 

コミュニケーションにおいて

自分の言いたいことをいうよりも、

まずは相手の意見を聴く。

 

 

思わぬ失言も防げますし、

大事なことですね!

自分ももっとこれを心がけなければ、

と思うことも度々^^;

 

 

この名言では英語の「構文」が

2つ含まれています。

 

英語では文法項目ごとに

重要な構文が紹介されています。

それをていねいに覚えることが大事です。

 

 

きちんと身に付けておけば、

この名言の理解にも役立ちますし、

 

自分の言いたいことを言う(アウトプット)時にも

大いに役立ちます!

 

ぜひ、文法をやるときには

構文も一緒に身に付けてしまいましょう。

 

英語を正確に読むために、文法や構文の正確な知識が必要

さて、今日は英語の名言を2つ、

文法を使いながら読み解きました。

 

この作業、慣れないうちは意識的に

じっくりとやる必要がありますが、

慣れれば無意識のうちに

つながりを把握できるようになります!

 

 

「文法をしっかり身に着けて

それを読み書きなどに活かす」

とは、このレベルを指します。

 

単にTOEICの文法問題が解ける、

といったレベルではありません。

 

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