【TOEIC満点講師が直伝】ビジネス英語をスラスラ読むコツその1「ing形の区別」

 

おはようございます!
TOEIC満点講師
花井知哉です。
 
今週も仕事、お疲れさまです。
僕も、新年の目標として立てた
「毎朝6時起き」を元日から始め、
今のところ続いています。
 
やはり朝早く起きて運動すると、
その後頭がクリアな状態で仕事ができますね!
 
ということで、今日のこのブログを
朝食前に書いています。
 
今日は
「ビジネス英語をスラスラ読むコツ」の1つを
お伝えしますね!
どうぞ読み進めてください。
 

ビジネス英語をスラスラ読むために、ing形の区別をキッチリさせる

さて、あなたは仕事でどのくらいの量の
英文を読んでいますか? 
 
社内の公用語が英語だったり、
外資系だったりすると、
おそらく相当な量の英文を読んでいると思います。
 
では、その一つ一つを丁寧に、
精確に読んでいるでしょうか?
 
 
もしかして機械翻訳に頼っていますか?
そんなことはないと思いますが(>_<)
 
読んでいて分からないところがあっても、
前後の単語の意味から
なんとなく読んでいたりしませんか?

 
それでは意味を取り違えてしまい、
仕事に支障が出る事態にもなりかねません!
そうならないよう気を付けてください。
 
 
では、ビジネス英語をスラスラと読むためのコツを
今日は1つだけお伝えしますね。
 
それは「動詞のing形の区別」です。
 
僕の講座の受講生の方でも結構いるのですが、
「ing形」の区別がよく分からない人は多いです。
でも、この区別ってとても大事なんです。
 
その点を4パターンに分けてお伝えし、
判別方法もお話しします。
 

動詞のing形の4つの用法とその見分け方

さて、動詞のing形は、まずおなじみなのは
現在進行形などの、進行形でしょう。
 
でも、そのためには直前にbe動詞が
なければなりません。例えば、
 
He is working on this project now.
(彼は今このプロジェクトに取り組んでいる)
のように、必ず
「be動詞+動詞のing形」の形を取ります。
 
この時にbe動詞を忘れるとアウトです。
気を付けてくださいね。
 
 
さて、動詞のing形のその他の用法としては
3つ挙げられます。
 
1.分詞(形容詞の働き)
2.分詞構文(副詞の働き)
3.動名詞(名詞の働き)

です。
 
いずれも同じing形ですが、
その部分だけ見ても見分けはつきません!
 
文の中での働き
(名詞か形容詞か副詞)によって
判別すれば正解です!
 
 
1.分詞(形容詞の働き)の例としては
Don’ t jump onto a departing train.
(駆け込み乗車はするな)
 
この場合、ing形であるdepartingは、
直後の名詞trainを修飾しています。
名詞を修飾するから形容詞、ですね。
 
形容詞の働きなのでこれは(現在)分詞です。
 
 
2.分詞構文(副詞の働き)ですが、例えば
Being sleepy, I went to bed early.
(眠たかったので、早くに寝た。)
 
この場合、being sleepyの部分が
カタマリとなって、
後半の文を修飾しています。
 
文を修飾するのは副詞の役目です。
ですからこのbeingは
副詞の働きをする分詞構文です。
 
 
3.動名詞(名詞の働き)ですが、
例えばこんな文はどう解釈しますか?
I don’t like working overtime.
(残業は好きではない)
 
この場合、working overtime
というカタマリは
likeという他動詞の目的語になっています。
 
目的語になりうるのは名詞なので、
workingは名詞の働きをする動名詞です。
 

文法を鍛えてビジネス英語をスラスラ読みこなす

再びまとめると

1.進行形
2.分詞(形容詞の働き)
3.分詞構文(副詞の働き)
4.動名詞(名詞の働き)

 
ですね!
同じing形でも、この3種類の
使い方があるんです。
 
何でも「~している」と訳してしまうと
文の意味がとれなくなってしまいます!
 
もし仕事の文書でing形が出てきたら
あなたならどう対応しますか?
 
当てずっぽで解釈して間違えては
元も子もありません!
 
普段から文法を使って
正確に解釈する習慣を
つけておきたいですね!
 
そうすれば、「読解力がなくて困る」とか
「難しくてなかなか英文が頭に入らない」
といった悩みから抜け出すことができます。
 
 
今日お伝えした「動詞のing形の判別方法」は
読解力の向上にとても効果がありますので
ぜひ実践してみてくださいね! 
 
そして、分詞や動名詞といった文法に
自信がない人は、
ぜひ文法書を読み直してみてください。
 
易しめのものからで構いませんので、
ぜひ手元においてすぐに参照できる
文法書を持っておきましょう。