【TOEIC満点講師が直伝】「when=いつ」と覚えていませんか?~TOEIC高得点のためのホンモノの力を養うために

あなたの英語力向上を阻むワナと

 

こんばんは!

TOEIC満点講師、

TOMOこと花井知哉です。

 

今日も英文をしっかり組み立てて

『運命の英文法』で職場で使えるビジネス英語

をマスターするために頑張りましょう!

 

さて、

whenの意味は何ですか?と聞くと、たいてい

「いつ」という疑問詞の意味が返ってきます。

 

ではそれ以外の意味や用法は何でしょうか?

あなたは答えられますか?

 

僕は常々生徒さんには言っているのですが、

「when=いつ」のように

一対一の図式で意味を覚えていると

それ以外の意味が頭に入らなくなります!

 

ですから、ある程度体系的に、

まとめて色々な意味・用法を

覚えておいたほうがいいです!

 

「いつ」という意味のwhen(疑問副詞)

 

今日のテーマのwhenですが、まず

When did you go to bed last night?

 

この場合のwhenの意味や用法は

大丈夫でしょうか?

 

この文ではwhenは疑問詞(疑問副詞)で

「いつ」という意味ですね。

 

文の意味は

「昨夜はいつ寝たの?」です。

この用法はみなさん、大丈夫かと思います。

 

接続詞としてのwhen

 

では、次の文はどうでしょう?

Don’t forget to give this to him

when you meet him next time.

 

この文のwhenの働きはどうでしょう?

意味を考えても、明らかに「いつ?」

ではないですよね。

 

実はこの文ではwhenは接続詞の働きで

「~が…する時に」という意味です。

 

2行目全体が、1行目のforgetを

修飾しています。

 

(このように、2行目全体は動詞を

修飾しているので「副詞節」と呼ばれます)

 

意味は「今度彼に会う時、これを

彼に渡すのを忘れないで」です。

 

未来のことをなぜ現在形で??

 

ちなみに、ちょっと話がそれますが、

「今度彼に会う」のは未来のことなのに、

なぜmeetと、現在形なのでしょう?

 

そういったことを考えたこともない、

という方は

しっかり考える習慣を付けた方がいいです!

 

というのも、英語は

一つ一つの動詞の時制を

キッチリと決めて、いい加減にはしない

からです。

 

実は文法上のルールに

「時や条件を表す副詞節の中では

未来のことも現在形で表す」

というものがあります。

 

今回、このルールがあるので

meetと、現在形になっています。

 

もちろん、ネイティブはそういったルールを

普段は意識していません。

 

英語の感性を持った人から見れば、

なぜこういった場合に未来のことも

現在形で表現するかと言うと、

 

「あくまで未来のことだけど、

頭の中でとても現実的になっているので

現在形を使っている」

という理由があるのです!

 

あくまで、表現する人の気持ちになって

考えてみれば、

これも納得がいきますね!

 

関係副詞のwhen

 

さて、話を元に戻しましょう。

 

では3つめの例はどうでしょう?

Monday is the day when I am busiest.

 

文全体の意味はきっと分かると思います。

「月曜日は私が一番忙しい日だ」です。

 

では、この場合のwhenの意味や用法は

分かるでしょうか?

 

実はこのwhenは関係詞(関係副詞)のwhenで、

when以下の部分が、

直前のdayを修飾しています。

 

名詞のdayを修飾するということで、

when以下の部分は文法用語では「形容詞節」

と呼ばれます。

 

文法を身につけることはビジネス英語やTOEIC高得点のための基本

 

今日はwhenの意味・用法を3つだけ

お伝えしました!

辞書を見れば、もっと色々あることが

分かると思います。

 

文法の本で今日扱った部分を参照したい方は

接続詞関係副詞を見てみてください。

 

バイリンガルでない限りは、

一定の年齢以上の人は「フィーリング」では

きちんとした英語を身につけられません。

 

文法項目ごとに整理しながら

論理的、体系的に身につけるのが

遠回りに見えて、実は結果的に近道になります。

 

そのためには、ある程度、

文法用語にも慣れた方が得策です!

 

今日の「副詞節」とか「関係副詞」なども、

用語を知っておいた方が

「これは○○の項目で出てきた使い方だ」

と、スッと頭から出てきやすくなります。

 

ぜひ「急がば回れ」の精神で、

文法をもう一度体系的にやり直して、

 

ビジネス英語やTOEIC高得点のための

基礎力を強化することを

強くお勧めします(*^^*)