【TOEIC満点講師が直伝】現在完了が分かれば、過去完了も簡単に使いこなせます!

画像はイメージです(笑)

こんばんは!

TOEIC満点講師、

TOMOこと花井知哉です。

 

最近は「猛暑」を超えて

「酷暑」という言葉さえ出てくるほど、

日本全土で記録的な暑さとなっていますね。

 

皆さん体調は大丈夫でしょうか?

コロナ対策も大事ですが、

熱中症にも気を付けてくださいね!

 

さて、今日も英文をしっかり組み立てて

『運命の英文法』で職場で使えるビジネス英語

をマスターするために頑張りましょう!

 

過去完了の前に、まず現在完了とは?

さて、先日はみなさんに

現在完了の使い方を、過去形と対比しながら

お伝えしましたね。

 

もし「読んでいない!」

あるいは

「思い出したいのでもう一度読みたい!」

という方がいらっしゃいましたら、

 

↓↓コチラをお読みください↓↓

そう、

過去形が「今とは切り離された過去」

を表すのに対して、

 

現在完了形は

「過去のことが現在に影響を及ぼしている」

場合に使うんでしたね!

 

では、現在完了を思い出していただいたところで

さっそく過去完了のお話をしましょう。

 

「現在完了も苦手なのに、

過去完了なんてもっと分からない」

と思う方もいるかもしれません。

 

でも心配無用です!!

基本的な考え方は一緒なんです。

 

違う点は1つだけ。

 

それは、現在完了では視点が「現在」に

あったのに対して、

過去完了ではその視点を「過去の一時点」に

移すということです。

 

過去完了その1「完了・結果」

それはどういうことなのか??

と思われるでしょうか。

では具体的に見ていきましょう。

 

The meeting had already begun

when we arrived at the conference room.

 

まず日本語訳ですが、

「私たちが会議室に着いたときには

会議はもう始まっていた」

です。

 

この場合、視点は

「私たちが会議室に着いたとき」という

過去の一時点に立っています。

 

そして、その時を基準にして、

その時より前に

「会議はすでに始まっていた」と

言っていますね。

 

つまり、過去の一時点での「完了・結果」を

表します。

 

分かりやすく言うと、

「私たちが会議室に着いたとき」という

過去の一時点より前に会議が始まっており、

 

その結果として

「私たちが会議室に着いたとき」には

「会議が行われている状態になっていた」

ということになります。

 

過去完了その2「経験」

では、2つ目の例を見てみましょう。

 

I had met him many times

before I came to this company.

 

日本語訳は

「私がこの会社に来る前に

彼に何度も会ったことがあった」

です。

 

この場合も、視点は

「私がこの会社に来た」という

過去の一時点に立っています。

 

そして、その時点での経験として

「彼に何度も会ったことがあった」

というわけです。

 

ですから、彼に会ったのは

「私がこの会社に来た」という

過去の一時点よりさらに過去になります。

 

これを、文法では

「過去完了の経験の用法」

と呼んでいます。

 

過去完了その3「継続」

さらに3つ目の例文も考えてみましょう。

 

They had known each other for five years

when they got married.

 

日本語訳は

「彼らが結婚したとき、彼らは

知り合って5年経っていた」

です。

 

この場合もやはり視点は

「彼らが結婚した時」

という過去の一時点に立っています。

 

そして、その時まで、

「さらに5年前から」ずっと知り合いだった

ということになります。

 

つまり、過去のさらに昔から

ずっと続いていることを表します。

これを「過去完了の継続の用法」といいます。

 

過去完了の根っこにある考え方とは?

ここまで見てきて、いかがでしょうか?

例文はこの3つでしたね!

 

The meeting had already begun

when we arrived at the conference room.

 

I had met him many times

before I came to this company.

 

They had known each other for five years

when they got married.

 

それぞれ、過去完了の

「完了・結果」「経験」「継続」

の用法でした。

 

こうやって改めて見てみると、

現在完了と考え方は同じだと

分かるのではないでしょうか?

 

現在完了と違うのは、

視点が「現在」なのか「過去の一時点」なのか

ということだけです。

 

ですから、過去完了を難しく考える必要は

全然ありません!

 

また、3つの用法に分かれていますが、

その根っこにある考え方は同じです。

 

つまり、

「過去の一時点よりも前のことを表すために

過去完了を使う」

というものです。

 

こう考えると、気分も楽に

なるのではないでしょうか?

 

ぜひ簡単な文からでいいので、

あなたの英語にも過去完了を取り入れて、

ビジネスなどの現場で使える、

実用的なレベルまで高めてくださいね!

 

そうすれば、

あなたの英語の表現の幅が

さらに広がりますよ(*^^*)