【TOEIC満点講師が直伝】「TOEIC高得点＝英語ができる」ではないのか?

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（某転職サイトによる）
　
TOEIC効果はすごい、と改めて感じさせられますね。
多くの人がキャリアアップのために
TOEICに一生懸命取り組むのもうなずけます。
　　
　
こんばんは！
TOEIC満点講師、TOMOこと
花井知哉です。
　
　
今日はTOEICネタでお届けします。
　
日本では、TOEICの点数を「英語力」の目安とし、
採用の要件として掲げる企業が多いです。
　
もちろんTOEICのL&Rテストで測れる英語力は
一部でしかないのですが、
それでも、どうしてこれほど信用度が高いのでしょうか？
　

TOEICの点数が重視される理由

もちろん企業側としては
ビジネスの現場で英語が使える即戦力が欲しい、
それに越したことはありません。
　
しかし、その力を見極めるのはなかなか難しい。
そこで登場するのが、
分かりやすい「点数」です。
　
　
数字だと非常に分かりやすいものです。
（あくまで「目安」にすぎませんが…）
だからこそ、ビジネス英語を題材にしたTOEICが
これほど重視されているのです。
　
　
では、その点数から分かるものは何でしょうか？
一つは英語の基礎力や素早い情報処理能力です。
　
留学用のTOEFLやIELSに比べ、
TOEICのL&Rテストは比較的易しめです。
　
ですから、じっくり考えて答えを出すのではなく、
短時間で大量の問題をこなす力を求めています。
ビジネスでスピードが求められていることと
連動しているのだと思います。
　
　
また、TOEICが英語の「基礎力」を重視しているのは
リーディングのpart5や6に品詞の識別を問う問題が
出ていることからも分かります。
　
実際、ビジネス英語も難解な英文法を使っているわけではなく、
基礎的な英文法と、その仕事で必要な語彙力があれば
とりあえずは大丈夫ですから。
　
　
また、TOEICを採用の要件に掲げることで
もう一つ、明らかになることがあります。
　
それは、その人の「がんばる力」です。
　
もちろん、TOEIC対策だけでもある程度の点数には
達しますが、
高得点をとるためにはかなりの努力が必要です。
　
　
あなたは今、TOEIC何点を目指して頑張っていますか？
また、毎日どれくらいの時間、どんな勉強をしているでしょうか？
　
それを自問してみただけでも、
TOEIC高得点にはどれだけの努力と時間が必要か、
お分かりになると思います。
　
つまり、TOEIC点数にはその人がかけた
勉強時間や努力が反映されているのです。
（企業側も、点数だけでなくその人の努力や人柄を
見たいというのもあるのでしょう）
　
ちなみに点数ですが、
個人的にはTOEICは800~900点取れば
たいていの人には十分だと思います。
　
900点以上は英語専門職以外の人は
目指す必要はないかな、というのが僕の見立てです。
　

TOEIC高得点だけでは十分でない理由

もちろん、TOEIC高得点をとったからといって、
それをもって「実践的な英語ができる」
ということにはなりません。
　
僕はTwitterをやっていますが、
Twitter上の英語勉強熱心な方は
さらに英検一級のための勉強や
英会話レッスンも受講しています。
　
書く・話すというアウトプットの練習が
別途、必要なのです。
　
　
考えてみれば当然で、
読んだり聞いたり、という
インプットのトレーニングばかりでは
アウトプット力はつきません。
　
書く練習として、
思ったことやその日にあった出来事などを
自分で英語で書いてみる。
　
話す練習としては、
まずは重要例文の暗唱から始めて、
実践的な英会話の練習。
　
そのような練習が欠かせません。
　

TOEIC高得点や実践英語の前に必須なこととは

ただそれ以前に、やるべきことがあります。
それは「土台作り」です。
　
常々言っていますが、TOEIC点数アップや、
ビジネスに対応できる実践的な英語力向上のためには
しっかりした「土台づくり」が欠かせません。
　
　
それなしには、いくらTOEIC対策の
勉強ばかりしたとしても、
　
あるいは英会話スクールに通ったとしても、
安定した英語力は築けません。
　
　
その土台とは、英文法。
　
　
何を今さら、という人もいるでしょうが、
そういう人に限って中学英語レベルの文法事項に
穴が開いていることが多いです。
　
基礎的な文法が身についている人でも、
定期的に振り返る必要があります。
　
　
重箱の隅をつつくような文法問題を
解けるようになれ、といってはいません。
　
実践で活用できるための、
つまりきちんとした英語を使えるようになるための
英文の組み立てができるようになれるような
文法力の育成ということです。
　
　
そのためには、どうしても時間と労力が
必要になってきます。
　
早く英会話やビジネス英語を使いこなしたい！
その気持ちはよくわかります。
　
でも、まずは土台作り！！
しっかりしたアウトプットするための
土台作りにしっかりと取り組んでください。
　
それが出来上がれば、
あとはご自身の必要に応じて、
会話、メールのやり取りなどに取り組めます。
　
土台工事の手抜きが後で露呈した！
という事件にならないよう、
まずはしっかりした土台作り、頑張ってくださいね(^^♪
　

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普段は文字ばかりなので、
顔出しした映像はきっと新鮮に感じられると思います。
　
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