【TOEIC満点講師が直伝】「冬が来た」はWinter came.で正しいですか?

 

こんにちは!
TOEIC満点講師、
TOMOこと花井知哉です。

朝晩の冷え込みがますます厳しくなってきていますが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
本格的な冬の到来を感じますね!
 
窓から見える真っ赤な紅葉も
もうじき散ってしまいそうです。
 
 
さて、今日も英文法という土台を固めることで
あなたの根本的な英語力をアップさせ、
 
その結果TOEICの点数を上げ、同時に
ビジネスで使える英語をマスターするよう
頑張りましょう!
 
 
今日は「よく使う表現」を
ご紹介することに重点を置きますね。
ぜひ楽な気持ちで読み進めてみてください。
 

「冬が来た」はなぜ “Winter came.” とふつう言わないのか?

ビジネスでもプライベートでも、
季節の話題は欠かせないものです。
 
必然的に、今の時期は「今日は冷えますね」とか
「もう冬ですね」という言葉はよく出てきますので
正確な言い回しを知っておく必要があります。
 
 
では、「冬が来た」は
どうしてWinter came.ではまずいのでしょうか?
 
もちろんこの文、文法的には合っています。
「来た」だから過去形cameを使っています…
 
ですから「来た」という言葉にとらわれすぎると
Winter came.
と表現する人も多いです。
 
でも、これだと、
もう今は冬が終わっていることになります。
 
いったいどういうことでしょうか?
 
実は英語の過去形は
「今とは切り離された(関係のない)
過去の出来事や状態」を表現します。

 
 
ですから
Winter came.と言うと、
過去に冬が来たが、今はもう冬ではない、
というニュアンスになります。
 
 
(注:もちろん、過去形で書かれている物語の中で
「冬が来た。そして…」などと表現している場合は
過去形で正しいです。)
 
 
では、「冬が来たのは確かに過去だが、
今もそれが続いている」
という場合はどうでしょう?
 
その場合には、日本語にない時制である
「現在完了」形を使います!
have+過去分詞形でおなじみですね(^^)
 
 
Winter has come.
と言うと、「冬が来た。その結果
今まだ冬である」

というニュアンスになります。
 
文法的に言うと
「現在完了の『結果』の用法」です。
 
 
ちなみに、「今はもう冬です」にはこんな表現もあります。
 
例えば、今が冬であることに重点を置いて
It’s winter now.
と言っても構いません。
 
 
あるいは
Winter is here.とか
Winter is with us.
などと表現することもできます。
 
これらの3つの表現は、「現在の状態」に
重点を置いているので「現在形」を使います。
 

今日のまとめ

さて、今日は「冬が来た」という文から
過去形と現在完了形の違いをお伝えしました。
 
振り返っておくと
過去形を使ってWinter came.と言うと
「今とは切り離された(関係のない)
過去の出来事や状態」を表現します。 
 
一方現在完了形を使って
Winter has come.と言うと、
「冬が来た。その結果今まだ冬である」
というニュアンスになります。

 
 
苦手な日本人から見ると
「どっちでもいいじゃない!」という人も
多いでしょうが、
 
ネイティブはしっかり使い分けていて、
現在完了は驚くほど頻繁に出てきます。
 
それをおろそかにしては、
正確な英語を使いこなすことができず、
対等にやり取りすることが出来ません。
相手から「英語できない人だな…」と思われてしまいます。
 
文法ってこういうところでも
生きてくるんですよね!
 
 
文法は英語のリーディングだけでなく
リスニング、スピーキング、ライティングなど
あらゆる分野に必要な土台です。
 
そして、その土台が固まれば、
自然とTOEICの点数も上がります。
 
 
僕の個人塾ではこのようなアプローチ
(まず文法という、英語の土台を
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マンツーマンレッスンを行っています。

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