【不定詞の副詞的用法を使いこなすと、こんなに幅広い表現が使える!①】

こんばんは。「花井英語塾」代表、

東大卒TOEIC満点講師の花井知哉です。

 

 

今回の記事は第205号です!

毎回読んでいただき、ありがとうございます!

 

今日は、あなたも学生時代に習った

「不定詞」の一つの用法である

「副詞的用法」を使って、

 

あなたの英語表現力をさらに上げる方法を

お伝えします。

詳しくは続きを読んでくださいね。

 

 

【不定詞の「副詞的用法」とは】

 

まずは基本的なところをおさらいしましょう。

 

不定詞とは「to+動詞の原形」のことで、

不定詞を含んだカタマリは、文の中で

名詞、形容詞、副詞のいずれかの役割をします。

 

それぞれを

不定詞の「名詞的用法」、「形容詞的用法」、「副詞的用法」

と呼びます。

 

 

そして、不定詞の「副詞的用法」とは

不定詞を含むカタマリが文の中で、

動詞、形容詞、副詞、文を修飾する働きのことです。

 

(このあたりは、品詞について

基礎的な知識を持っているあなたなら、大丈夫ですよね!?)

 

 

今日は、まずは「動詞修飾」をする

不定詞の「副詞的用法」を見ていきます。

 

 

【動詞を修飾する不定詞「副詞的用法」①目的】

 

不定詞の副詞的用法といえばこれ!

というくらいに有名な「目的」を表す不定詞です。

 

 

学生の頃に、こんな例文を覚えた記憶はありませんか?

I studied hard to pass the exam.

(試験に受かるために一生懸命勉強した)

 

「~するために」という訳でおなじみです。

 

 

では、この例文の構造を分析しましょう。

Iが代名詞で文の主語、

studiedが文の述語動詞です。

 

またhardは動詞studiedを修飾する副詞です。

 

では不定詞のカタマリto pass the exam

は文の中でどんな働きをしているか、説明できますか?

 

 

.........

 

 

いかがでしょうか?

自分なりにうまく説明できますか?

 

 

そう、不定詞のカタマリto pass the examは

動詞studiedを修飾するので、

副詞の働きをしています。

つまり不定詞の副詞的用法です。

 

もっと細かく言えば

副詞的用法の動詞修飾で、意味は「目的」です。

 

 

でもここまでくると

「学生レベルの簡単な例文は分かった。

でも、実用性がない!」という人がいます。

あなたもですか?

 

それなら、自力で作りましょう!

 

文法的また意味的に正しい、

不定詞の副詞的用法の「目的」を含む例文を

自分で作るんです。

 

自分のビジネスの現場で使いそうな文を

考えるんです。

ここが頭の使いどころです。

 

 

.........

 

 

自作できましたか?

もし例文を作ってみたものの、自信がないというのであれば

ホームページの「お問い合わせフォーム」から

例文を送ってください!

僕が添削しますので。

 

 

ちなみに、僕の作った例文はこうです。

 

Our section held a meeting to determine sales targets

for the next fiscal year.

(わが課は来期の売り上げ目標を

決めるために会議を開いた)

 

いかがでしょうか?

これなら「実用に耐える」と言えるのでは

ないでしょうか。

 

 

【動詞を修飾する不定詞「副詞的用法」②判断の理由】

 

 

見出しを読んで「判断の理由の不定詞って?」

と思ったでしょうか?

もしそうなら、まだまだ不定詞という分野で

伸びしろがあります。一緒に頑張りましょう!

 

 

判断の理由の不定詞を使った

基本的な例文はこうです。

 

She must be a fool to do such a thing.

(そんなことをするなんて、彼女はバカに違いない)

 

この文のmustは「~にちがいない」という意味の

推量を表す助動詞です。

 

まず前半で

She must be a fool

(彼女はバカに違いない)

と判断し、

 

後半部分でその根拠として

to do such a thing

(そんなことをするなんて)

と言っています。

 

 

そして、不定詞の部分は

動詞beを修飾しているとみなします。

 

これも先ほどと同じ

「副詞的用法の動詞修飾」の不定詞で、

意味は「判断の理由」です。

 

初めて見る文であれば、

ぜひこの例文ごと、不定詞の働きを理解したうえで

覚えてしまいましょう!

 

 

ちなみに、ビジネス英語に適応させると

こんな文を作れます。

 

The chief must be out of his mind

to double the sales target for the next fiscal year.

(来期の売り上げ目標を2倍にするなんて、

課長は気が狂っているに違いない)

 

 

この例文も、ぜひ構造をじっくり分析して、

先ほどの短い例文と構造と意味が同じであることを

しっかり確認してくださいね!

 

 

【今日のまとめ】

 

今日は、基本的な文法事項である不定詞について、

副詞的用法の動詞修飾にしぼって話しました。

 

ただ、これで終わりではありません(笑)!

次回もこの続きをお話しします。

 

予告すると、不定詞の副詞的用法のうち、

動詞修飾の「結果」と「感情の原因」を扱います。

次回もお楽しみに!

 

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【お知らせ】

 

さて、いつも言っていますが、

 

大人であるあなたは

論理的思考を使って、

納得したうえで英語を習得すると

 

しっかり身につきますし、

忘れにくくなります。

 

 

英語を論理的に、本格的に勉強したいが

どこから手をつけていいか分からない、

 

などの疑問があれば早めに解消しましょう!

 

 

その点でご質問や相談したいことなどがあれば

遠慮なくご連絡くださいね!

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