「TOEIC満点講師」でも元々英語ができたわけではありません！

こんにちは。
TOEIC満点講師、
TOMOこと花井知哉です。
　
今日から9月ですね！
あっという間に今年も3分の2が終わってしまいました。
残り4ヶ月もしっかり勉強していきましょう！
　
　
さて、最近僕のホームページを見た方から
こんなご意見をいただきました。
　
「東大卒。TOEIC満点。
英語ができてスゴイのは分かるけど、
でもそれは頭がいいからではないですか？」
　
そう思っている方が他にもいると思い、
今日はその誤解を解くために
書いていきたいと思います。
　

英語上達のカギと誤解

なるほど、確かに僕の肩書だけを見ると
「頭がいいから英語ができるんだ」
と思えるかもしれません。
　
また僕の個人塾を
「頭のいい人向けの英語教室だ」
と思う方もいるかもしれません。
　
　
でも、実はそうではありません。
英語力は頭の良しあしとはあまり関係がなく、
むしろ、努力の継続と深い関連があるのです。
　
ちょうど楽器の演奏やスポーツのように、
毎日練習を続けることで上達するものです。
つまり、「やったもん勝ち」の世界です。
　
それに、僕の個人塾の門戸をたたく生徒さんは
学歴や英語の経験も様々でまさに十人十色。
そんな生徒さんにオーダーメイドのカリキュラムを組み立て、
一人ひとりに合わせたレッスンを行っています。
　
　
あと、「帰国子女だから英語ができるんでしょ」と
言われることもあるのですが、
実はそれは大いなる「神話」です。
　
外国に住めば英語ができるようになる、
というわけではないのです。
その点、僕の経験をお話ししますね。
　

外国に住めば英語ができるようになるわけではない

僕は小学生時代の大部分をイギリスで過ごしました。
英語が全くできない状態でイギリスに引っ越し、
ゼロの状態から始めました。
　
最初の頃は何か英語で言われても全く分からず、
自分の言いたいことも全く言えない。
そんな状態が非常に歯がゆかったのを
今でも覚えています。
　
でも、他の生徒とは違う、初心者向けの
テキストを渡されて勉強したりしているうちに
徐々に英語ができるようになり、
　
帰国するときには、もう英語で一通り
なんとかなる状態にまで上達していました。
正直、「自分は英語ができるようになった」
と思っていました。
　
英語に自信をもって帰国しました。
でも、その「自信」は「過信」でした。
　
　
今でこそ、僕は英語の上達には
「体系立った英文法を
身につけることが欠かせない」
と何度も言っています。
　
でも、最初から英文法が得意だった
わけではないのです。
　
　
どういうことかというと…　

中学に入ってから、
「私は時々学校に遅れる」を
正しい英語にすることができませんでした。
　
答えはもちろん、皆さん御存知の通り
I am sometimes late for school.
ですよね。でも、
　
時制の使い方がちゃんとわかっていない
（現在の習慣に単純現在形を使うこととか）
　
sometimesを文のどこに入れるかが
ちゃんとわかっていない
（頻度の副詞は一般動詞の前、
be動詞や助動詞の後に置きます）
　
といった欠点が露呈しましたし、
　
英単語でも、例えば
smartの意味は「体型がスマートな」
だと勘違いしていた
　
などなど、ぼろがどんどん出てきました。
　
いくら「帰国子女」で、
発音や感性が身についているといっても、
これでは、その後の英語の勉強が
思いやられます。
　
　
このことにショックを受けましたし、
精神的にも追い込まれましたね。
　
　
実際、子供ながらに
「このままでは英語が得意科目で
なくなってしまうのではないか？」
と、危機感を抱きました。
　
　
その後は心を入れ替えて
ちゃんと文法を勉強するようになりました。
それで英語が武器になり、
開成高校→東京大学へと進学しました。

その後も英語を勉強し、
英語の講師を長年務めた結果
今の自分があるわけですが。
　
もしそうしていなかったら
今はどうなっているのか、考えると
ちょっと怖いですね。
　

英文法という土台は本当に大事！！

本当に、体系立った文法の知識を
積み上げていくことは、
きちんとした英語を身に着けるならば必須です。
　
「ある程度の英会話ができればいい」
という場合でも、
　
ただフレーズを丸暗記しているのと、
文法の知識や、テーマごとの例文を
身につけているかどうかでは
会話力も全然違ってきます。
　
　
「急がば回れ」という言葉があります。
実は英語を含む外国語の習得でも
これは当てはまります。
　
というか、これが実は近道なんです。
文法を勉強することは
一見遠回りのように思えますが、
　
英語の知識を頭の中で体系化できるので
長期的な目で見たときに、
逆に効率的な勉強ができます。
　
　
僕の個人塾でも
これを軸にしてレッスンをしています。
　　
僕は決して、もともと英語ができたわけでもないですし、
教えている生徒さんの事情や背景も色々です。
　
そして、今までのべ4,500人の生徒さんに指導してきた
24年の経験を活かして、
一人ひとりの生徒さんにきめ細やかな
指導をしています。
　
　
文法の大切さ、また
TOMOこと花井知哉について
少しでもよりよく知っていただけたなら
とても嬉しいです(^^)
　