【TOEIC満点講師が直伝】TOEICのリーディングを時間内に解くための確実な方法

 

あなたはまだTOEIC問題をテクニックだけで解いていて、
点数は伸び悩み、希望する部署への移動も叶わず
職場でのプレッシャーを感じて辛いですか?
 
それとも、基礎的な文法力はしっかりつけて
文法問題は得点源にして点数を確実に伸ばし、
希望の部署で実用的な英語も活用していますか?

 

こんにちは!
TOEIC満点講師、
TOMOこと花井知哉です。
 
 
「TOEICのテスト、いつも時間がなくなってしまって
最後はマークシートをとにかく塗りつぶした」

という話をよく聞きます。
 
TOEICの点数が伸び悩んでいて
なかなか高得点が取れない人に
よく見られる傾向ですね。
 
ではここから点数をさらに伸ばして、
上級者の仲間入りをするために
何ができるでしょうか?
 

part5の問題をすばやく解くには

そもそもTOEICは、留学向けのTOEFLとは違い、
易しめの問題を短時間で大量に解ける能力を
測っています。
 
ですから、75分の時間の中で
(一見すると)大量の英文を読ませ、
問題を解かせるわけですね。
 
 
点数が伸び悩んでいる人の場合、
実はpart5(短文の文法穴埋め問題)で
時間を使いすぎていることが多いんです。
 
つまり、文法問題を解くスピードが
遅いということです。
 
逆にいえば、part5の問題を
一問につき15秒以内で解いていけば
その後の長文問題に十分時間をまわせます。
 
 
では、どうすれば15秒以内に解けるのか?
例題を使って見てみましょう。
 
 
If Fred and Jim —– the calculation yesterday,
we wouldn’t have had to wait to check it.

(A) were (B) did
(C) done (D) had done
 
 
この文を読んで「うーん」と考え込んで
しまったあなた、要注意です!
試験中に文法問題を
考え込んでいる時間はないんです。
 
問題文をまずは「スピーディー」に読み、
後半のwouldn’t have hadという形から
すぐに「あ、これは仮定法の文だ!」を
思い出すための文法のストックが必要です。
 
逆にいえば、これが
「仮定法過去完了」の文だと分かれば
瞬時に(D)のhad doneが選べます。
 

英文をスピードを上げて読むためにすべきこと

まずは問題文を「スピーディー」に読めないとしたら、
普段から英文をあまり読んでいない
ということです。
もっと多くの英文を普段から読む必要があります。
 
言い換えれば、TOEIC対策の問題集からいったん離れて、
長い英語の文章を読むことを習慣づける
必要があります。
 
 
個人的にお薦めなのは、OxfordやMacmillanから出ている、
英語学習者向けの薄めの本です。
 
ボキャブラリーの量に合わせて6段階ほどに
レベル分けされていて、
英語の名著を易しく書き換えた本のシリーズです。
 
ほとんどが小説なので、読みやすいです。
 
では、自分はどのレベルを選べばいいのか?
という疑問にぶつかるはずです。
 
まずは面倒くさがらずに、
洋書コーナーのあるリアルの本屋さんに行って
実際にすこし立ち読みしてみましょう。
 
 
レベル分けされている中からいくつかピックアップして、
自分で少し読んでみて、
7~8割の単語や熟語がわかって大体の話の流れがわかる
レベルのものを選びましょう。
 
この「7~8割」というのが大事です!
難しい読み物にいきなり挑戦すると、
しょっちゅう意味の分からない単語に出くわして、
頻繁に辞書をひくことになりかねません。
 
速読が目標ですので、
ぜひその点は間違えないようにしましょう。 
 

社会人こそ英文法が大事!!

加えて、文構造が理解できなくて
読むスピードが遅い場合もあるでしょう。
その場合には基礎的な文法の
体系的な知識が不足しています。
 
ぜひ、分厚くない英語の参考書を買って、
一通りしっかりと読んで勉強し直しましょう。
 
その上で、知識の確認として
これまた分厚くない英文法の問題集を
一通り解いてみます。
 
そして、間違えたり分からない問題は
解答を見た上で、そのご参考書を再び参照します。
 
こうやって知識を定着させていきます。
繰り返しが大事です。
 
 
点数アップを望むなら、
まずこういった根本を解決する必要があります。
 
対策問題集ばかり解いていても
点数は伸び悩みます。
根本的な英語力を鍛えていないわけですから。
 
 
また、TOEICの点数はあっても
実践的な英語力が伸びない、という人もいます。
それも、テスト対策ばかりしていると
起こる現象です。
 
 
最近の日本人は「お手軽さ」を
求める傾向が強い気がしますが、
お手軽に習得できるほど
語学は甘いものではありません。
 
 
でも、まずは文法や語彙などの
根本的な英語力を、
きちんとした方法で鍛えていって、
 
長い文章を速読できるようになれば
TOEICの点数も伸びるようになります。
小手先のテスト対策をしなくてもです。
 
 
ぜひこの方法を取り入れて、
あなたリーディング力を劇的に向上させて、 
TOEICのリーディング点数アップを目指してくださいね(^^♪
 
 
なお、今月1月23日(土)の午後に
TOEIC点数アップのためのオンラインセミナー
を開催する予定です!
 
詳細が決まりましたら、またこちらでお伝えしますね(^^♪