【TOEIC満点講師が直伝】byとuntilを正しく使い分けられますか?
こんにちは!
TOEIC満点講師、
TOMOこと花井知哉です。
今日も英文法という土台を固めることで
あなたの根本的な英語力をアップさせ、
その結果TOEICの点数を上げ、同時に
ビジネスで使える英語をマスターするよう
頑張りましょう!
until Mondayとby Mondayの根本的な違いとは?
さて、今日はいきなり問題です。
until Mondayとby Monday
この2つを正しく区別できますか?
もしかしたら、
両方とも「月曜日まで」と訳す人も
いるかもしれません。
でも、残念!!(かなり古いです。笑)
それでは間違いなんです。。。
ではこの二つはどう違うのでしょうか?
until Mondayとby Monday
これだけだと分かりにくいので
例文をあげますね。
I will be busy with my work until Monday.
この文の意味は
「私は月曜日まで仕事で忙しい」です。
一方、
I will have finished my work by Monday.
の意味は「月曜日までに仕事を
終わらせてしまうだろう」です。
この2つの例文を通して、
untilとbyの違いが分かったでしょうか?
もちろん、両方とも前置詞ですが...
そう、untilは「~までずっと」という意味で、
状態がずっと続くことを意味します。
一方、byは「~までに」という意味で、
締め切り/期限を表します。
日本人はよく、両方とも「~まで」と
覚えてしまうので、
アウトプット(書く/話す)の時に
混同して間違えてしまいます。
でも、全く別物の単語です!
間違えて使うと、文全体が意味不明になります。
ですから、
untilは「~までずっと」
byは「~までに」
と、しっかり区別して覚えましょう。
untilやbyを接続詞として使いたい場合の注意点
さて、今は前置詞のuntilとbyの違いを
見ましたね。
でも、untilには接続詞もあるのでは?
(つまり、その後に「主語+動詞」がくる)
と思った方、鋭いですね。
その通りです。
その場合には、例えばこのように使います。
I will be very busy until you come back to help me.
意味は
「あなたが手伝うために戻ってくれるまでは
ずっと忙しいだろう」
です。
このように、untilの後に「主語+動詞」
の形をとる場合にもあるということです。
(文法用語ではこれを「節」と呼びます)
でもその一方で、byには接続詞の用法はありません。
ではどうすればいいのでしょうか?
その場合には
「by the time+主語+動詞」という形を使います!
by the timeを一種の接続詞と見なして使います。
例えば
We will have finished the task
by the time you come back from the business trip.
意味は「あなたが出張から戻ってくる時までには、
私たちはそのタスクを終えてしまっているだろう」
です。
このように、前置詞の場合でも接続詞の場合でも、
untilは「~までずっと」
byは「~までに」
という区別がキッチリされていることが
例文を通しておわかりいただけたことと
思います。
ビジネスで通用する英語を短期間で身につけるためには
ビジネス英語は「なんとなく」のような
あやふやな知識では通用しません。
もし英語を間違えてしまうと、
自分が恥ずかしい思いをするだけならまだしも、
同僚やクライアントとの信頼関係にも
関わってきます。
「大体こんなもんでいいか。。。」が
通用しないのです。
だからこそ、
誤解を招かないよう正確さを大事にして、
スムーズなコミュニケーションを
図りましょう。
そのためにも、
やはり文法の勉強は欠かせません。
といっても、難しい英語の参考書を
読み通す必要はありません。
参考書に載っていることがすべて
ビジネスの場面で頻出するというわけでは
ないからです。
僕のマンツーマンレッスンでもそうですが、
やはり文法の中でもポイントを押さえた
勉強が必要です。
時間も限られていますしね。
さらに、重箱の隅をつつくような
細かいことは覚える必要はありません。
易し目で構いませんので、
精確な英文を組み立てる。
これを目標に、英文法を
もう一度やり直してみてください。
(僕のマンツーマンレッスンは
こういった方針で行っており、
生徒さんは無理なく成果を上げています。
詳しくはホームページ内の、授業内容紹介の部分をお読みください!)